本が読みたい。本を読みながら、その合間に仕事をしたい。
以前、仕事をしていると本が読めなくなるとかいう本がベストセラーになったが、仕事をしていても本ぐらい読めるだろうと思う。読めなくなったのなら、そもそも読書の優先順位が低かったというそれだけのことだ。読書なんて単なる趣味の一つだし、読めないのなら読めないで別に構わないと思う。本が読めないということに罪悪感を抱く必要なんてない。今は動画とかオーディオブックとか代替になるコンテンツは山ほどある。なんなら、本のPDFデータを生成AIに取り込んで必要な箇所だけ要約してもらえればいい。読書という行為自体が好きでないのなら、それで十分だろう。
昼休みだって、移動中だって、いつだって本は読める。私は歯医者の診療台でも本を読んでいる(治療の合間に)。飲食店に妻と二人で行き、妻がお手洗いに行っている間も本を読んでいる。
今の仕事は大量のドキュメントを読み解く必要があるし、広汎な知識も求められる。読書狂の私にとってはありがたい仕事だと思う。ビジネスに少しでも関係する書籍なら、経費で買える。仕事中に読書ができるのだから、こんないいことはない。たとえそれが役所が作った小難しい資料だとしてもだ。
いつか仕事を辞める時があったら、日がな一日読書をして暮らすだろう。そして老人になって、あたたかい日差しの下、リクライニングチェアで読書をしているうちにうとうとしてしまい、そのまま死んでしまうのが理想だ。最悪のケースなら、藤田東湖のように地震で倒れた本の下敷きになって死にたい。














