先日の宮崎出張時、空き時間を利用して都城市にある「関之尾滝」を見てきた。スノーピークの資本が入ったようで、滝周辺にはショップやカフェ、レストランなど綺麗な施設ができていた。お値段は多少お高いが、まあ仕方がない。カレーを食べた後に周囲を散策した。
少し脱線するが、第二次世界大戦時、1945年8月に日本が降伏しなかった場合は、11月には南九州に米軍が攻め入る予定だったそうだ(オリンピック作戦)。もしそうなっていたら都城を含めて鹿児島や宮崎も戦後は沖縄のような状態になっていた可能性もあるわけで、そうならなかったのは偶然に過ぎないと思うと興味深い。
滝の近くにいると心が安らぐのはなんなのだろう。マイナスイオン効果だという説もあるが、よくわからない。
吊り橋はそれなりに揺れていたが、デジカメの手ぶれ補正機能のおかげで写真はちゃんと撮れた(マニュアルフォーカスの手ぶれ補正なしのカメラを持ってこなくてよかった)。
滝の上流には「関之尾甌穴群」と呼ばれる石畳のような場所があり、単に石が並んでいるだけのように見えるが実は一枚の岩だそうで、世界一の規模らしい。
今はどんな場所でも、GoogleマップやYoutube動画、テレビ番組などで見ることができる。でも画面で見るのと実際に現地に赴くのとでは、その情報量は全然違う。月並みだが、行かないとわからないことがある。今後VR技術がどれだけ進歩したとしても、これをひっくり返すことはできないのではないだろうか。
(写真は全て富士フィルム X100VIで撮影)


















