生と死の狭間で(キャニオニング挑戦)

たまに死にそうな目に遭わないと、生きてる実感がしない・・と言うとなんだかヤバい人のようですが、肉体を酷使したときに見えてくる風景というか悟りのようなものが好きです。

本当に死んだら某支援機関とか某協会とか某社とか某事務所とか多方面に迷惑をかけてしまうので、まあ死なない程度に死にそうな目に遭う、というイベントなら積極的に参加します。

「死は生の対極ではなく、その一部として存在している」
ー「ノルウェイの森」村上春樹より

というわけで、同業者(中小企業診断士)で同い年の綾香博明さんと一緒にキャニオニングに参加してきました。

キャニオニングというのは、フランス発祥のリバー・スポーツで、渓谷(キャニオン)を探検したり、流れを使って遊ぶというものです。
キャニオニング – Wikipedia

今回は、オッター ダウンリバークラブさんの「由布川峡谷 15m滝下降コース」に参加しました。
インストラクターはクラブ主宰者のヒロさんです。
OTTER down river club

15mの滝下降コース
15mの滝下降コース – OTTER down river club

ウェットスーツやライフジャケット(今はPFDと言うらしいですね)を装着し、いざ出陣です。
時期は9月頃で、川の水は少し冷たかったです。川に流され、大きな石を乗り越え、ひたすら下流に向かって進みます。

canyoning01

川の流れが長い時間をかけて岩を浸食した結果できた風景はとても幻想的で、思わず神様の存在を信じてしまいそうなほどです。

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滝に呑まれる僕

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途中にも様々なイベントがあります。

  1. 5mの崖からダイブ(踏み込んだ足が滑り、不思議なポーズで着水)
  2. 15mの滝をロープで下降(空気中の水蒸気が原因で酸素が少なく?呼吸がうまくできず、本気で死ぬかと思いました)
  3. 4mの崖からダイブ(こちらは上手くできました)

5mの崖

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15mの滝下り

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人の気配がしない、神秘的な風景です。

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由布川渓谷のこの滝は、上流と下流に崖があるため地元の人にもほとんど知られてなかったそうです。ヒロさんがツアーを開始しなければ、このまま誰にも知られなかったかもしれません。

yuhugawakyoukoku

fall

絶景の中、川の流れに身を任せ、滝に打たれ、崖からダイブし、ロープで滝を下る・・・非日常を思う存分楽しめます。
来年の夏あたり、いかがですか?貴重な体験になると思いますよ。

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