白黒(モノクロ)写真「しか」撮影できないという変態カメラ、GR4モノクロームを購入した。「流石にそれは・・」と、ずっと躊躇していたのだが、7月に値上げをするという報道が私の背中を押した。
まだ数十枚程度しか撮影していないが、これはこれで面白い。白黒写真しか撮れないという制約が、いつもと違う視点から世の中を見ることを促してくれる。被写体の選択も、カラー写真の時とは明らかに異なる。
機械式時計や楽器もそうなのだが、最近は単機能のデバイスを再評価し、積極的に使うようにしている。現代ではスマホが多機能になりすぎて、なんでもスマホで完結してしまうのだが、多少煩雑でも、荷物が増えても重くなっても、単機能のものが持つ「何か」が自分を豊かな気持ちにさせてくれるように思うので、それを大事にしたい。
色鮮やかな、これはカラーで撮りたいなという被写体に出会った時には、スマホで撮ればいいだけの話だ。もしくは、もう一台普通のデジカメを持ち歩いてもいい。一つ前の型であるGR3とGR3xを持っている。こちらはカラーも撮影できる。
最近仕事が忙しいせいか、カメラを構えて撮影をする機会が減っている。出張が多く初めて訪れる場所も多いのに、もったいない話だ。スマホで記録写真のようなものを撮るだけでは、私の心は満たされない。過去の経験上、撮影枚数と私の精神状態には相関関係があることがわかっている。気分が良い時は撮影枚数が増えるし、逆に撮影枚数を増やすと気分が良くなる。もっと撮影に人生の時間を割いた方が、トータルでは自分のためになるはずだ。どんなに仕事が忙しいとしても。















