先日、くじゅう高原のホテルに宿泊した。
食事は適当に済ませ、暗くなるのを待って外へ。星空を撮影するためだ。
でかいカメラとレンズ、三脚を担いでロビーを歩いていると、
酔っぱらいから「カメラマンがおる」と声をかけられた。
まあ、見ての通りそうです、ただし趣味ですと思いながら、宿の光が届かなくなる位置まで歩く。
こうして空気の綺麗な場所で空を見ると、たくさんの星が空にあることがわかる。
カメラのシャッター速度を数秒と長めにして撮影すれば、肉眼では見えなかった星もたくさん見える。
同じものは私が普段生活する都市部にもあるのだが、街の灯りや汚れた空気が邪魔して、それを見ることは叶わない。
人生とか、経営とかにも似たようなことはあるのだろう。
見えないから存在しないと思ってはいけない。
また、見える場所まで足を運ぶことを怠ってはいけない。
その場所で道具を使うことを躊躇してはいけない。