最近は「ルーティーン」と言われることも多い。Routine。
日常をできるだけルーチン化したいと思っている。
決まった時間に起床し、決まった手順で準備を行い、行くべきところに行き、やるべきことをやって、家に帰り、寝る。
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部のラスボスである吉良吉影は「植物のような人生が望み」だと言った。
彼は実際には連続殺人鬼だったわけだが、普段はルーチンに沿った日常を送っていた。
先日観ていたく感動した映画「PERFECT DAYS」も、淡々と日常を送る初老の男「平山」(役所広司が演じている)の物語だ。
巨匠、ヴィム・ヴェンダース監督。あまりに素晴らしい映画だったので関連グッズを全て買ってしまった・・・・
ずっと同じ日々を過ごしたいというわけではない。変化も好きだ。
新しいもの好きだし、旅行もよく行く。最新のIT機器もよく買う。
日常を可能な限りルーチン化することで、それら「特別な体験」がよりクリアになるのではないかなと思っている。
毎日がスペクタクルな日常は疲れる。それはスパイスのように、日常に時折挟み込まれるくらいでちょうどいい。