仕事をするということは、
たくさんの文章を読むことでもある。
文章の上手い下手の影響は大きく、
なかには「何を書いているのかさっぱりわからない」と
嘆きたくなるようなものもある。
そんな時は、文章を読みながら「図解」を
作ることをおすすめする。
また、自分の考えを人に説明するときにも図解を使うとスムーズだ。
文章と図解でここまで違う
まずは文章での表現を見てみよう。
下記は、ちょっと前の人気ドラマの人間関係を
一部手直ししたものだ。
何のドラマかはご想像にお任せする。
「主人公の森山(女)は津崎(男)の家政婦として同居している。
お互いに惹かれあってはいるものの、恋人関係ではない。
森山の会社の同僚である風見(男)は、
森山を家政婦として雇用しており、
森山は週1回風見の家を訪問している。
風見は、森山の叔母である土屋(女)に
想いを寄せているが、
土屋は風見を年の離れた友人だと思っている」
ドラマを毎週一時間ずつ見ていれば、
すんなり頭に入ってくる人間関係も、
文章で一気に読むと理解が困難だ。
では、図解だとどうなるか?図1のようにまとめることができる。
文章で書いたものよりも
ずっとわかりやすくはないだろうか?
これが図解の力だ。(つづく)