ものづくり補助金「特別枠」は来年度も継続

内閣府から12/8付で発表された「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」、24、25ページあたり、

2.経済構造の転換・イノベーション等による生産性向上
(1)中小・小規模事業者の経営転換や事業再構築等の支援

に関するメニューの一例として、

中小企業生産性革命推進事業(特別枠)(経済産業省)

が挙げられています。
わかりにくいですが、これは「ものづくり補助金」「IT導入補助金」「小規模事業者持続化補助金」をパッケージにしたものです。

コロナ対策の特別枠、ものづくり補助金においては補助率のアップや加点措置がなされました。制度に若干の変更はあるかもしれませんが、来年も継続するようですね。

そこで気になるのは、2021年5次公募(2月予定)の扱いです。
現時点のアナウンスでは、5次公募では「一般枠」のみの公募を行う・・と言われています。

上記特別枠は令和2年度第3次補正予算で手当されると思われ、順当に行けば1月末には予算案が国会を通過します。(総選挙がなければ・・・)

もしかしたら5次公募に間に合い、急遽「特別枠」が設定されるかもしれません。

間に合わなければ・・・申請する金額や企業の状況によっては、「5次公募はパスしてその次の公募(おそらく2021年5月)の「特別枠」に出した方が有利、というケースもありえます。
​​​​​
意思決定が難しいところです。追加の情報が出ればまたお知らせします。​​​

関連記事

  1. データを押さえる(H27補正ものづくり補助金の統計情報【福岡県のみ】)…

  2. 2020年(R1補正)もの補助チラシより〜(1)3つの要件。賃金が重視…

  3. 補助金の季節に向けて(5)〜「試験範囲」を把握する

  4. 2019ものづくり補助金 詳細解説(3)〜ページ数制限の追加

  5. 2018ものづくり補助金二次公募 解説その3〜 対象類型

  6. 県の補助金もやってます

最近の記事

  1. バックアップ、プランB

    2024.04.23

    雨が降っても
  2. 2024.04.15

    メンテナンス

読書記録(ブクログ)