私が「今日からできる仕事術」を連載している福岡県中小企業団体中央会の会報「NEWSふくおか」、2015年11月号に、ものづくり補助金の採択結果を分析する記事が掲載されています。
月刊誌「NEWSふくおか」での連載「今日からできる仕事術」が5年目に
下記URLから当該記事をダウンロードできます。
平成26年度補正 ものづくり・商業・サービス革新補助金の採択事業者状況について
http://www.chuokai-fukuoka.or.jp/info/newsfukuoka/201511/151117030621pdf_path_1.pdf
著者は、福岡県中央会のものづくり支援センター長です。オフィシャル情報という訳です。
※掲載されているのは、福岡県の情報のみです。他県の中央会が同様のレポートを発行しているかどうかは各自でお問い合わせください。
詳細は記事を見て欲しいのですが、参考までにグラフを数点抜き出してみましょう。
「革新的サービス」と「ものづくり技術」の内訳
上記グラフの左半分は、福岡県の採択者全体における「革新的サービス」と「ものづくり技術」の内訳です。
既に公開されていた採択者リストを見るとなんとなく想像が付きますが、「ものづくり技術」の比率が7割となっています。
「ものづくり技術」における「設備投資」と「設備投資+試作開発」の内訳
右半分は、「ものづくり技術」類型内部での「設備投資」と「設備投資+試作開発」の内訳です。
約6割が「設備投資のみ」での採択となっています。
まとめ
「ものづくり補助金(略称)」は、正式名称では「商業・サービス」というキーワードが入っているものの、
実際にはものづくり企業(製造業)が設備投資を申請する、というパターンが最も採択されやすい、というのがこのデータから想像できます。
商業、サービス業の事業者の方が主に申請するであろう、
「革新的サービス」も3割弱の方が採択されているので、不可能という訳でありません。
ただ、「合格率4割」という言葉ほど簡単な道ではないことは覚悟しておいた方がいいでしょう。
中央会の記事には、上記の他にも様々な角度からの分析が掲載されています。
一度ご覧になられてください。
平成26年度補正 ものづくり・商業・サービス革新補助金の採択事業者状況について
http://www.chuokai-fukuoka.or.jp/info/newsfukuoka/201511/151117030621pdf_path_1.pdf