明日は中小企業診断士 一次試験です。

明日から二日間にわたり、中小企業診断士の一次試験が開催されます。

私が受験したのは平成17年の事です。前年から資格学校に通い、なんとか合格できました。
いま受験したらきっと合格しないと思います。

当時は某上場IT企業でSEをやっておりまして、労働時間も長いなか、出張時の移動時間などに勉強をしていました。
九州新幹線はまだ運行しておらず、博多ー鹿児島間は特急で4時間かかる時代です。その4時間は貴重な勉強時間でした。
また、試験前の春に米国に出張することになり、飛行機のなかではずっと勉強していました。

資格なんて取っても役に立たないと揶揄する人もいます。
そうのたまった自称経営コンサルタントの方が、財務分析を行うにあたり減価償却の基本的な知識すら知らずに呆然としたことがあります。

中小企業診断士は教科書的な答えしか出せない、と嫌味を言われたこともあります。
そう発言した自称元大手コンサルティング会社の方が、教科書的な基本すら押さえられていない穴だらけの資料を出してくるのを見ました。

基本をおろそかにする人は、何者にもなれません。
そして、中小企業診断士は経営コンサルタントとしての基本的知識のみならず、
よき経営者として、よき管理職として、よき労働者となるために必要な知識を網羅している唯一の資格だと思っています。
あなたが社会人である限り、どんな組織にいても、どんな地位にいても、役に立つ知識です。

まだ見ぬ後輩の皆様、
二日間、暑い中大変ですが、頑張ってください。
頼りない先達ではありますが、日々仕事に邁進し、中小企業診断士の地位向上に務めることにします。

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