目の前の利益に

中小企業、オーナー企業の良いところは、短期的な利益を意図的に無視できることだ。
四半期ごとの成績を誰かに報告する必要もないし、数年赤字が継続したところで問題はない。
(もちろん、銀行融資が必須だとか、手元現金が少ないとかとなると話は別だが)

短期的には合理的な行為が、長期的には不合理であることはままある。
中小企業であれば、その逆を選択することができる。
大企業は株主等のステークホルダーの存在が、それを許さない。

目の前の利益が大事ではない、と言っているのではない。
利益は大事だが、必要に応じて意図的に無視できるという意味だ。
敢えて利益を追わず、長期的な設備投資や事業開発、人材育成に資金を投じることができる。
中小企業の数少ないメリットだ。うまく活かしていきたい。

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