2016年2月23日、宗像市の施設「メイトム宗像市民活動交流館」にて、宗像市商工会主催、「販売促進にも使える、2月〜3月募集の補助金・助成金セミナー」を行いました。
受講者は宗像市で商売を営む商工会の会員さまということで、中小企業・小規模事業者が使いやすい4つの補助金について説明しました。
もっとも、このうち公募が始まっているのは「ものづくり補助金」のみで、あとの3つ(持続化、省エネ、創業)についてはまだ詳細が明らかになっていませんでした。
この3つについては、昨年の事例と現時点でわかっている情報についてお伝えしました。
90分で詰め込みの講義になってしまい、申し訳ないです。
ただ、最低限必要な知識は伝えることができたと思っています。
補助金、利益率、売上
以前このブログにも書いた内容で、繰り返しになりますが、補助金とは返済不要の資金であり、最終利益と同等の価値を持ちます。
50万円の補助金でも、それを利益で稼ごうと思えば、利益率10%の会社であれば500万円が必要になります。
下記の図は、あくまで概念図です(減価償却費等を考慮していない)。ただ、イメージは伝わるのではないかと。
事業規模、業種にもよりますが、売上を補助金額÷利益率ぶん上昇させることを考えれば、補助金の申請にかかる手間は決して非効率ではありません。