(株)歯愛メディカル大阪営業所様と合同で、「ものづくり補助金」のセミナーを開催しました。
雨で足下の悪いなか、たくさんの方に来場いただき、本当にありがとうございます。
午前中は歯科医師の先生、午後は歯科技工所の社長に来ていただきました。
話す内容は業種に合わせて一部変更しています。
たとえば歯科医師の場合、医療法人では申請できない、他の歯科医院は○○を導入している・・など。
ほかのセミナーでもそうなのですが、話す内容は決めていません。
作成したスライドがあるのでその内容に沿って話すのですが、台本があるわけではなく、
受講者の属性、反応に合わせて少しずつ内容を変えています。
ここ最近はセミナーが続きます。今週もあと三回、福岡と北九州でセミナーを行う予定です。
代替要員がいないため、私がインフルエンザになれば終わり、と考えるとなかなか厳しいものがあります。
いつもにも増して体調管理に気をつけたいと思います。
余談ですが、セミナー会場の新大阪駅は、私が社会人になって初めて業務をした地でもあります。
セミナー終了後近所を歩き、当時とは大きく変わった街並みを、当時とまったく変わっていない歩道橋からしばし眺めていました。
入社初日、上司から800ページはある分厚いJava(プログラム言語)の本を渡され、「まずはこれを読んで、わからなければ質問して」と言われ、通勤時間も土日もその本をひたすら読んでいたのを思い出します。
当時は高価だったMacを自由に触らせてもらえたこと、UNIX(IBM AIXとSun Solaris)で動作しているWebサーバやメールサーバの管理を任せられたこと。全てがその後のキャリアに繋がっています。
いまはまったく別の仕事をしていますが、システムエンジニアとして学んだ論理思考とITに関する広汎な知識は、いまも私を助けてくれています。
当時聞いていたのと同じ、Radioheadの「OK Computer」というアルバムをiPhoneで再生しながら勤めていたビルの前に立ち、当時の会社に居続け、システムエンジニアとして過ごす人生はどんなものだったろうと想像します。
経営者として責任に押しつぶされそうになりながら日々を過ごす現実の人生とどちらが良かったのだろう、と。