事務所に銀行員がやってきた。時折お茶を飲みに来る(もちろん仕事の話もする)。
もともと理系の大学を出たそうで、理詰めで考えるとのこと。
当社においてあるストーブを見て「分解してみたいっすね」とつぶやいていた。
私はもちろん、とっくに分解して内部を確認済みだ。
分解したくなる人
分解したくなる人は、どういう構造で機能しているのかが気になって仕方が無い。
シャープペンシルから車のエンジンまで、機械があれば分解したくなるし、ソフトを見たら内部のプログラムを見たくなる。ウェブサイトを見たらソースコードまで確認してしまう。
分解に興味の無い人は「ちゃんと動けばそれでいい」という、実用的な思考の持ち主だろう。
その方が大事なことに集中できるとは思う。
ただ、私やその銀行員のような「内部が気になって仕方がない」人達は一定数居て、そういう皆はエンジニアやコンサルタントになっていくのだろうなと。
自分が経営コンサルタントをやっているのも、商売の仕組みを「分解」したいからかもしれない。