ビジネスをざっくり分けると二つになる。
利益を追求するか、数を追求するかだ。
利益額を追求する
利益を追求するのなら、数はあきらめる。
住宅などの高級品なら、一件あたりの利益額は大きいけれど
そうたくさん売れるものではない。
数が少ないので、一件一件をきめ細やかにサポートすることができる反面、
一件の失注が経営に大きな影響を及ぼすことになる。
数量を追求する
いっぽう、数を追求するのなら、利益額は期待できない。
薄利で売価を安くし、販売数を増やす。
たくさんのお客さまに喜んでもらえるが、ある程度の数が出なければ
会社を維持するだけの充分な利益額が稼げない。
両立は難しい、どちらかを選ぶ
利益と数量。この二つを同時に追求することは(不可能ではないけれど)難しい。
どちらかを選べば、どちらかを捨てなければならない。
さて、あなたの事業は、どちらを向いているだろうか?
「どちらも追求する」「よくわからない」という回答なのだったら、
一度、事業内容について見直してみる必要があるだろう。