期限のない目標は、いつまでも達成できない。
大いなることを達成するには、ふたつのものが必要だ。計画と、長すぎない時間が。
レナード・バーンスタイン
計画がなければ、どこにいけばいいかわからない
この激動の時代、計画を立ててもその通りにいくはずがない。
3年先のことなど誰がわかるというのか?
その通りだ。しかし、それでも、計画を作らなければならない。
アメリカの大統領ドワイト・アイゼンハワーがこんなことを言っている。
Plans are worthless, but planning is everything.
計画そのものに価値はない。しかし、計画する過程、ここに価値の全てがある(筆者意訳)。
– Dwight D. Eisenhower
計画を作る際の試行錯誤が、将来への準備となる。
計画が無いまま事業をやるというのは、GPS搭載のスマホを持たずに山へ分け入るようなものだ。
ただし、計画なしに事を進めても、偶然上手くいくことはある。彼は言うだろう、「計画なんて役に立たない」と。
でも、彼は同じ成功を繰り返すことができない。なぜ上手くいったのかがわからないからだ。
時間がありすぎると、後回しになってしまう
期限を決めない計画は、日常の生活に押し出されて後回しになってしまう。
「いつでもいいよ」と依頼された仕事は、いつまで立っても終わらないだろう。
計画には必ず締め切りを入れる。そして定期的にレビューする
大いなることが何かは人それぞれだ。事業の成功かも知れない、趣味でのある種の到達かもしれない。家庭の平穏を維持するのだって「大いなること」には違いない。
それを達成するには計画が必要だ。
そして、「長すぎない時間」つまり、締め切りを必ず設定することだ。
計画には必ず締め切りを入れる。
そして、それを守れているかどうかレビュー(見直し)をする。
レビューのタイミングは、少なくとも月次、できれば週次がいいだろう。
締め切りは守れなくてもよい、その際は延期すればいいだけだ。
ずっと延期が続くとしたら?
もしかしたら、それはあなたの人生にとって「大いなること」ではないのではないだろうか。