当てはまらないケースを意識する

当てはまるケースだけで無く、
当てはまらないものを探せば、
その主張はより精密になる。

たとえばあなたが「ゆとり世代は仕事ができない」という
主張をするとする。

#筆者はそうは思わないが、例として。
#別に団塊世代でも氷河期世代でも本旨は変わらない。

周囲にいる、ゆとり世代で仕事のできない人、
つまり主張に「当てはまる」ケースを見つけ、
「ほら、やっぱりゆとり世代は仕事ができない」と言う。

しかし、当てはまらないケースはないだろうか?
仕事のできるゆとり世代だっているのでは?

筆者は仕事で大学生と関わることがあるのだが、
「最近の若者は」と嘆きたくなるような人から、
「自分が若い頃はここまで考えていなかった、すごいな」と
こちらが恥じ入ってしまうような人格者まで様々だった。

ゆとり世代とひとくくりにしてはいけない。
個別に見えていけば、すごい人もどうしようもない人もいる。
どんな世代だろうが、そうじゃないか?

当てはまらないケースは意識しないと見落としてしまう

かつてこのブログにも書いたが、ビッグワード(対象とする範囲が広いため、
受け取り手が「どうとでも解釈できる」言葉)には注意した方がいい。

[blogcard url=”https://flowthink.jp/thinking/watch-big-word/”]

人間は、自分の主張に
当てはまるケースを探すのは得意だ。
多少無理矢理でも、どこからか探してくる。

しかし、「当てはまらないケース」を
探すことは、よほど意識しないと見落としてしまう。

当てはまらないケースがないとしたら、
つまり、全てのケースに当てはまるとしたら、
その主張はきっと正しい。

当てはまらないケースがあるとしたら、
あなたの主張は、何らかの条件付きで正しい、
というだけかもしれない。

「ゆとり世代は仕事ができない」という主張は、実のところ、
「自分の周りにいる数人のゆとり世代は、
自分の基準で判断すれば仕事ができない」
という感想でしかないのかもしれませんね。

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