卓上旋盤なるものを購入している。
仕事柄、製造業の支援を行うことが多い。旋盤、フライス盤、マシニングセンタ・・・当初はなんのことやらさっぱりだった。
本をたくさん買って勉強した。現場の職人や工場長、社長に教えられることも多々あった。最初は「こんなこともわからないのか」と呆れられていた。
数年たち、今では彼らの話にも(素人ながら)ついていけるようになった。相手から「こいつ、多少はわかるな」と思われれば、有益な話をどんどん引き出せる。
机上の理屈だけでなく、実際に操作してみないとわからないこともあるかなと感じ、小さな旋盤を購入したということだ。
何か柔らかめの金属でも削ってみようと思う。
新しい業界のコンサルティングにチャレンジするときはいつもそうだけれど、まずは関連書籍や業界紙に目を通す。
基本的な知識がなければ、共通の「言語」がわからなければ、突っ込んだ話は望むべくもない。
読書は昔から苦にならない、むしろ好きだ。
読んで学んだ知識がすぐに活かせることも気持ちがいい。
経営コンサルタント(中小企業診断士)は、そういう意味で自分にあっている仕事なのだと思う。