高城剛が雑誌「50mm」を出した。
とりあえず買ってみた。
今の時代、なぜ紙の雑誌?という疑問があるだろう。
この本では、ネットではできないことを追求している。
たとえば、以下のようなことだ。
- 大判。15インチ以上の巨大な雑誌にすることで、
ネットでは(スマホやタブレットでは)
物理的に不可能な大きさで記事を見る。 - 全ての写真を焦点距離50mmのレンズで
撮影。スマホは28mmから35mm程度の焦点距離が多く、
ネットにアップされるあまたのスマホ写真と差別化 - 全てのページでフォントを変更。
Webフォントを使えばネットでもできない
ことはないが、読みにくくなるため普通はしない。
ページという概念がある紙の本ならではかもしれない
ネットでできないことは何か?
今後ビジネスをやっていく上で、
ネットとの向き合い方は必ず考えざるを得ない。
ネットを積極的に活用する方向もあるだろう。
しかし、この雑誌「50mm」に見るように、
「ネットではできないことをとことん追求」
した上で、リアルの場で勝負する、というアプローチも面白い。
同業の診断士がSNSにアップしていたのだけれど、
ネット通販を辞めて売上を大幅に上昇させた
お菓子屋のケースもある。
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いずれにせよ、ネットの勉強は必要になるだろう。
「できないこと」を知るためには、
「できること」を把握しなければならないのだから。