幸せなリモートワークのための4箇条|矢野和男(日立製作所フェロー)
記事を書いた人は職場の幸福研究で有名な方だ。
彼は職場の生産性には以下の要因が必要だと言っている。
- つながっている人数が互いに平等
- 5分間会話が頻繁に行われている
- 会話の際には、発言権が平等である
- 相手への身体の同調が多い
職場の生産性を高めるためには、これらの条件を満たすような組織づくりを行わなければならない。
そして彼は、これらの条件はリモートワークでも実現可能だと言っている。
リモートワーク(テレワーク)でも実現可能かもしれないが、リアルを100%代替することは難しいと私は思う。
ビデオ会議やチャットでは「繋がり」「会話」「発言権」「身体の同調」などの条件を満たせなくはないが、所詮リアルの劣化版でしかない。
リアルならば自然にこれらの条件を満たすことができていた組織でも、
リモートワークでは意識的に行動するよう促さなければ、せっかく高かった「職場の生産性」が大きく低下することになりかねないだろう。