大負けを避ける選択

未来はどうなるかわからない。
選択肢が二つあるとして、どちらを選んでもよく、それほどコストがかからないのであれば、両方に掛け金を積んでおいた方がいいだろう。
どちらになっても大きな損をしないように。

とはいえ、これはあくまで「選択の自由があり」「両方に掛けるコストが低い」場合のみだ。
現実にはそんなことはあまりない。

旗幟を鮮明にしなければいけない時は辛い。「AグループとBグループどちらにつくのか」のような場合。
両方にいい顔をしていると「コウモリ野郎」呼ばわりされ、どちらが勝ち残っても冷遇されそうだ。

コストがかかる場合も、両方には掛け金を積めない。手元に潤沢な種銭があればいいが・・・・
誰かと協同出資するとしたら掛け金は減額できるが、リターンも減るし、協同した企業や組織との関係という別の要素を考慮しなければならなくなるのも憂うつだ。

検討した上でどちらかを選ぶ、言い換えれば、どちらかを、捨てる。

経営において大事なのは「大負けしない」ことだと思っている。
大きく負けなければ、再起のチャンスはある。
リスクの少ない勝ちを積み重ねて、チャンスがあれば大きく掛ける。
ただし、負けてにっちもさっちも行かなくなるようなことは絶対に避ける。

リーダーが「背水の陣」などと言っている時点で、その組織はもうほぼ負けが確定している。
#背水の陣でうまくいった歴史上の人物は、奇跡的に成功したからこそ歴史に名を残している。うまくいかずに歴史に消えた人物はどれくらいいるのだろう?

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