コメディアンのジェリー・サインフェルドが、新人に向けたアドバイス。「サインフェルド・メソッド」と呼ばれている
毎日ネタを書きなさい。1枚で1年分の日付の入ったカレンダーとマーカーを用意して、ネタを書いた日に印を付けるといい。毎日書いているうちに、その印は繋がって鎖になっていくだろう。鎖を断ち切ってはいけない。
ージェリー・サインフェルドの言葉。ライフハック大全281pより
ブログを毎日書き続ける意味
ブログを土日祝も休まずに書き続けているのは、まさにこの「鎖を断ち切らない」ための行動です。
面倒な日もあるし、ネタが出ない日も、どうしても書きたくない日もあります。人間ですから。
それでも「ここで鎖を切りたくない」という思いから、短くても、つまらなくてもいいので文章を書きます。
気がついたら2年以上書き続けていました。
これが二日おきとか土日は休むとかのルールだったら、何かと理由をつけて継続しなかったでしょう。
#できない理由は山ほど思いつきます。
情報発信が有効ですキリッ。「で、あなたは何を発信しているの?」
「ブログの更新、やった方がいいのは分かってるんだけど、面倒くさくて、忙しくてね〜」
ブログなんて、費用対効果が高いとはいえないでしょう。
すぐに売上になるわけじゃないし、日々の仕事に追われて優先順位が低くなるのもよくわかります。
私の場合、クライアントである中小企業に「情報発信の有用性」を訴えることが多いです。
そりゃそうです、情報発信をしなくてもいい、無駄だ!なんて指導する診断士はひとりもいないでしょう。
なのに、自分のブログは最後の更新が去年、数少ない記事は趣味の話でターゲットもよくわからない。そもそもブログがない、いや、ホームページすらない・・・Facebookで友達にだけはアピールしていますよ・・・どこ行ったとか何食べたとか。
これじゃ、説得力も何もあったもんじゃないです。
#紺屋の白袴とは昔から言われますが、ね。
稼げていない中小企業診断士に売上向上の話を聞いても役に立ちそうにないですし、
融資を受けたことのない中小企業診断士に融資の相談をしてもお金は借りれなさそうです。
会社組織を回したことのない中小企業診断士に従業員のマネジメントについて相談しても一般論しか返ってこないでしょうし、
情報発信していない中小企業診断士に情報発信の重要性を説かれて納得する人なんていないでしょう。
そういう意味では、私はクライアントに「情報発信の有効性」を訴えるために、ブログを書き続けているのかもしれません。
発信するとこんないいことがあるよ、というエピソードも、実体験から語ることができますしね。