「本日休業」看板の機会損失

「本日休業」とか「店休日」とシンプルに書かれた看板。いつも疑問に思っていることがある。

「みんな、勘違いしないんだろうか?」

例えば10時開店、22時閉店の飲食店があったとする。定休日は水曜日だ。
火曜日の夜22時には閉店し、明日水曜日は休みだからと「本日休業」の看板を店の前に置く。
水曜日はずっとそのまま。木曜日の朝に出勤した社員は、看板を取り去り、10時から営業を始める。

私(のようなそそっかしい人)が、火曜日の夜23時に店の前を通りかかる。店の前には「本日休業」の文字。
「ああ、火曜日は休みなのだな」と勘違いしてしまう。翌週の火曜日、外食をする機会があったのだが「あそこは火曜日が休みだったな」と、開いているのに候補から外してしまう。

また、木曜日の朝9時に通りかかっても同様だ。木曜日が休みだと勘違いしてしまう。

結構な機会損失ではないのか?なぜ放置しているだろう?
解決策は簡単で、「本日休業」みたいな曖昧な表記をやめて「水曜日休業」と言った書き方にすればいいだけなのでは。
もし、急な用事で普段休まない金曜日に休むことになれば、上から「金曜日」と書いた画用紙でも貼ればいいだけだ。

昔からずっと不思議だった。
もしかしたら皆、その程度の機会損失なんて全く気にしていないのかもしれない。
どの程度発生しているかを計測することも、おそらくほぼ無理だろうし。

今は皆、ネットで検索してから店を選ぶので、店の前まできて「今日は休みだったか」と嘆く人もいなくなったのだろうか。

関連記事

  1. 強いもの、賢いものなら、たいていの変化にも対応できる

  2. お祭りで試作品配布とアンケート回収

  3. 経営コンサルタントにとっての「設備投資」

  4. たった一つの敗北

  5. 売り込めばいいじゃないか

  6. 第5期がはじまる

最近の記事

  1. 2024.04.15

    メンテナンス

読書記録(ブクログ)