情報発信の際に気をつけたい3つのこと(コンテンツ、コンテキスト、メディア)

情報発信の際に気をつけるべきことは3つある。
同じ情報でも、伝えるタイミング、伝える媒体によって受け手の解釈は大きく変わってしまう。

考慮すべき3つの項目

3つの項目とは以下のものだ。

  • コンテンツ(内容)
  • コンテキスト(文脈)
  • メディア(媒体)

図にすると下記のようになる。

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コンテンツ(内容)

伝えたい内容そのもののこと。例えばこのブログで書いている「情報発信の3項目」というのはコンテンツ(内容)だと言える。

コンテキスト(文脈)

コンテンツ(内容)は同じでも、情報を発信する状況、つまりコンテキスト(文脈)によってその受け止め方は変わる。「情報発信の・・」というコンテンツでも、周囲から尊敬されている者が言えば周りは納得するだろうが、疎まれている方、仕事ができないと思われている方が言えば同じ内容でも「何言っているんだこいつは」となるかもしれない。

「私はあなたのことが好きだ」というセリフも、目の前に居るのが恋人なのか通りすがりの人なのか、スーツを着ているのか全裸なのか、状況によってその解釈は大きく異なるだろう。

メディア(媒体)

情報をどんなメディア(媒体)によって届けるかもポイントとなる。口頭なのか、ブログなのか、権威ある書籍なのか。「本に書いてあったから」というだけで、信憑性を確かめずに信じる方も居る。

まとめ

情報発信の場合は、コンテンツ、コンテキスト、メディアそれぞれを最適にしなければ、情報の受け手にこちらの意図が正しく伝わらない可能性がある。逆の意味に誤解されることすらあるだろう。

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