モバイル本棚。大量の蔵書をどうやって管理しているか

読書が好きで、いつも本を読んでいたい。
本を読むことがダイレクトに仕事につながるという観点から、経営コンサルタント(中小企業診断士)という職業を選びました。

独立してからこっち、購入した書籍は全て書籍管理サービスの「メディアマーカー」で管理しています。
間違って同じ本を複数回買うのを避けるためと、どれを読んでどれが未読なのかを確認するためです。

yonequeraのバインダー – メディアマーカー

 

#2018/10/8追記
メディアマーカーのサービス停止に伴い、「ブクログ」へ移行しました。
https://booklog.jp/users/yonequera

2017年2月17日時点で、登録書籍数が3,724冊。仮に一冊千円としても372万円。買ったものだなあ。
雑誌や漫画は登録していないので、それらも含めれば軽く400万は超えると思います。

これだけの蔵書量です。もし本棚に蔵書を全て並べたら書籍だけで事務所の大半のスペースを使ってしまいそうです。
以前は自宅兼事務所で事業を行っており、本棚には書籍を収容しきれず、リビングの壁沿いに本の壁が二重三重にできていまにも崩れかねない状況でした。ベッドの上には本は積み重なり、かろうじて人が寝ることのできるスペースを確保しているような有様。

いまは違います。

大量の本はどこに消えた?

当社の事務所に来てもらうとわかると思いますが、書籍はせいぜい200冊程度しかありません。
普通、士業の事務所には本棚狭しと大量の専門書が並べられているものですが、本棚は細いタワー型のものがひとつきりです。

3,700冊を超える蔵書はどこにあるのか?サーバーの中に、データとして存在します。
読み終わった本、しばらく読みそうにない本は、全てスキャンしてPDFに変換、ファイルサーバに格納しています。

以前は手作業で本を裁断後、スキャンしていました。あの頃は暇だった。
いまはそんな時間が取れないので、専門の業者に任せています。

BOOKSCAN(ブックスキャン) 本・蔵書電子書籍化サービス – 大和印刷

電子化のメリットとデメリット

電子化のメリットは、なんと言っても保管スペースの削減でしょう。
一時期は貸倉庫を契約するかどうか悩んだほどですが、いまでは、かつては見えなかった床も見えるようになり、実に快適に生活できています。
また、客先での打ち合わせ時に資料を簡単に取り出せるのも魅力です。
これまでは「持ち帰って資料を確認して・・」としていたこともその場で解決できます。
資料は全てOCR(文字認識)処理をかけていますので、全文検索が可能です。
「この言葉、どこかの本に載ってたかな?」レベルの記憶で該当する本とそのページを探せるので、本棚をまさぐっていた過去に比べたらスマートになりました。

一方、デメリットもあります。本棚に並んだ背表紙をぼうっと見ながらアイデアを膨らませる・・といった行為は不可能です。
画面上にPDFの表紙イメージをずらっと表示させることで代替可能ではありますが。
本棚にある本と偶然の再会・・というのも発生しにくいですね。
また、パラパラと本をめくりながら該当するページを探す・・といった行為もできません。
タブレット端末でPDFを見れば本と遜色ない使い勝手かと思っていたのですが、やはり実体のある本には叶いません。
もっとも、全文検索はそれを補って余りあるメリットをもたらしますが。

感情的な部分の整理がいちばん大変だった

本を愛するものとして、背表紙を裁断したり本を捨てる(データ化した後の本は廃棄処分)のに抵抗がありました。
初めて本を裁断したときは、悲しい気持ちになったものです。
いまは、電子書籍もだいぶ普及したせいか、「書籍は単なるデータであり、使ってなんぼ」とニュートラルな気持ちで向き合えています。

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