いろんなメーカーのカメラを持っている。それぞれ設計思想というか、こだわりポイントが違っていて面白い。高性能ならいいというわけでもないし、高価な方が素晴らしいというわけでもない。結局、一番利用しているカメラは、オートフォーカスすらない不便なやつだったりする。
50年以上前のレンズでも、最新のレンズには出せない「味」があってそれが面白い。最近のカメラは、変換アダプターをつけることで古い規格のレンズも装着できる。同じレンズでも、ボディ(カメラ)側が変われば色の出方も変わる。ナチス時代のドイツ製レンズや、ニコンがまだ「日本光学」という社名だった時代のレンズなど、歴史に想いをはせることもできる。
凝り始めると底なし沼だ。もう頭の先までどっぷり浸かってしまった。
