逆マーケティング

「マーケティングの究極は、セールスを不要にすることだ。」
ドラッカーの言葉だったように記憶している。

これが真ならば、セールスが必要なマーケティング(サービス)とは一体なんなのだろうか?

会社によくメールや電話がある。

「御社のネット集客をお手伝いします」
「マーケティングの支援をします」
「AIを使った受注確度の高い顧客リストが云々〜」

といった類のものが、大量にくる。

彼らは、自社の「集客」は行えないのだろうか?
もしそれができているのなら、これまでつながりのなかった私の会社に、メールや電話で成功確率の著しく低い(調べてはいないが、そうだと思われる)、営業活動を行う理由は一体なんなのだろう?

マーケティングの支援をします!と意気込む会社は、自社のマーケティングがきちんとできているのだろうか?メールや電話のセールスは不要になっていないようだが。

AIを使った受注確度の高い顧客リストとやらで私の会社が選ばれたのだとしたら、そのリストの信憑性とやらはかなり当てにならないようだ。

自己矛盾を抱えたまま営業活動をし続ける社員のメンタルが心配になる。
それとも、そんなことまで思い至らずに日々、返信される確率の著しく低いメールを送り続け、冷たく断られる電話をし続けているのか?

逆マーケティングになっている気がする。逆効果に。
自社で有効に活用できていないサービスを顧客に売り込まれてもなあと。

ドラッカーの言うように、本当に「マーケティング」できている会社は、
セールスが不要になる。こちらから無理に売り込まなくても、十分な仕事の依頼が来るからだ。

できればそういう会社になりたい。
社員にFAXの絨毯爆撃作業を強いるのはごめんなので。

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