見たいものしか見えない

人は見たいものしか見ない。いや、見えない。カエサルが言った言葉だっただろうか。

事業計画を作ったり、人に話していると時折そう思う。自分は今、自分に取って良い方向に未来がうまく運ぶように、自分に都合が良いバイアスをかけているのではないかと。自分に都合の良いことは必ず起き、都合の悪いことは起きないと、全く非合理的に、恣意的に考えているのではないかと。

悲観的に考えるには訓練が、自分を主役としない客観的な態度が必要だ。誰だって、「なんとかなるさ」と思いたい。そうやって何もせず、事態が好転するのをただただ待って、そして潰れた会社もたくさん知っている。

自分は今、見たいものを選んで見ているだけで、現実の出来事は見えていないのではないか。それでいて全てが見えていると勘違いしてはいないか。見ていないうちに、取り返しのつかないことが進行しているのではないか。そうならないようにするにはどうしたらいいのか。

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