執筆の道具は、われわれの思考に参加するのです。
ー ニーチェ
道具によって、書く内容が影響を受ける。
これは日々実感している。マックのキーボードで書くのと、
ポメラで書くのでは成果物が異なる気がする。
手書きなら尚更。ペンやノートによっても違うと思う。
他には、最近は音声入力も使う。
新しいiOSに実装された「なぞり入力」なる機能もまた、違った角度からの思考を促す。
時折使うウィンドウズマシンも然り。
文章作成に行き詰まった時は、道具(デバイス)を変えれば道が開けることがままある。
一つの道具に拘らず、手段はたくさん持っておいた方がいい。
話はズレるが、「場所」や「時間」も同様に、複数の手段を持っておくことを勧める。
場所は、事務所、自宅、カフェ、公園、車中、温泉宿、ホテルなど。
時間は、早朝や夜間、土日に仕事をするのもたまにはいいものだ、平日には浮かばないアイデアが降りてくることがある。
道具、場所、時間。
全てを動員しなければ、15年以上の間文章作成の仕事を続けることはできなかった。