勝てば官軍

会社の、社長の評価なんて「勝てば官軍」という言葉が一番しっくりくる。

事業がうまく行っている限りは、まるで聖者のような扱いを受ける。たとえ裏で不正をしてようと、パワハラまがいのことをしていようと。事業が傾いたり、不正が発覚すると、それが反転、いきなり戦犯だとか独裁者だとか叩かれる。独裁者というワードは、調子がいい時には「リーダーシップ」だと称賛されていたものだが。あんなに絶賛されていたニデックの会長がどうなったか?

先日、有名な方が経営されていた会社が倒産したというニュースを見た。その際に詳細な情報が知りたいと思い(何であれ、他者の失敗は自分の参考になると思っている)SNSを見たら罵詈雑言の嵐で気分が悪くなった。明らかに無知で的外れな投稿もたくさんあった。

自分はこの人のように有名ではないし、大きな成功を収めてもいないが、もし会社を潰してしまったら似たようなことが私の身にも起きるのだろう。非常に小規模な形ではあるが。

「負ければ賊軍」。酷い話だし、あまりいい世界だとは思えないし、できればそんな環境からは距離を置きたい。でも、私が今戦っているフィールドはそういうルールに支配されているのだ。そこは自覚しないといけないし、敗将の弁など誰も聞いてはくれない。

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