5年くらい前、運動をほとんどしていなかった。仕事ばかりしていた。いつしか、駅の階段や点滅する横断歩道などで息切れするようになり、軽くダッシュしようとしても体が動かないことに気づいた。日によっては腰が痛み始めた。ある日、街中の階段で派手に足を踏み外して転んだ時に「これはまずい」と思った。
すぐに自宅近くのジムに行き契約、運動を習慣化できるように、メニューを決め、ジムに行く時間(早朝)を決め、三日に1回行こう!なんて思うと裁量の余地が入るので、基本毎日行くことにした。スポーツウェアやシューズの準備の手間を減らすために、シューズは契約ロッカーに、ウェアとタオルは定額レンタルとした。また、ウォーキング運動中には読書ができるよう、サイズが大きな電子書籍デバイスも買った。
考えうる限り、ありとあらゆる習慣化の取り組みを行った結果、4年が経過した今でも、週6ペースで早朝のジム通いを続けている。仕事の都合などでジムに行けない日が続くと、なんだか気持ちが悪いくらいだ。体力は確実についた。階段で息切れすることもなくなり、軽いダッシュも難なくこなせる。もう転ぶこともない。
当時、仕事の忙しさに任せて肉体の警報信号?を放置していたらどうなっていたか。考えるだに恐ろしい。危ないところだった。
・・・しかし、体重がさっぱり減らないのはどうしたことだろう。