8/6,7は中小企業診断士の一次試験。
この時期になると、11年前の夏にはじめて診断士試験を受けたあの夏の日のことを思いだす。

幅広い知識を身につけたかった

30歳になったころ。
ずっとIT業界で技術職として働いてきて、ふと「このまま自分は一生技術者として食べていけるのだろうか」と不安になった。
世間知らずもいいところだった。ITだけじゃない、社会の仕組みを知りたいと強く思った。
漫然と勉強するのだと続かないと考え、前から気になっていた中小企業診断士の資格を受けることにし、日本マンパワー福岡校(今は無くなってしまった)の門を叩いた。

1年半必死で勉強して、なんとか合格できた。(実は一科目ギリギリ合格のものがあったのだが、合格してしまえばこっちのものだ)
夏の暑い中、西南学院大学のキャンパスで試験を受けた。終わった後は全てを出し切ったせいかしばらく廊下の隅でぼうっとしていたのを覚えている。

中小企業診断士になって人生が変わった

なんとか二次試験にも合格し、晴れて中小企業診断士となった。

当時勤めていた会社(一部上場企業の九州事業所)では経営の知識を活かせるシーンは少なく、経営コンサルティング会社に転職、数年後に独立、法人化して今に到る。つい先日、7月から社員(主に事務担当)も雇った。
いまではすっかり中堅どころで、診断士の卵たちの実習講師までしている。

診断士資格の取得を機に人生が大きく変わった。
もし、あの時合格してなかったら、まだ大企業でエンジニアをしていたかもしれない。
(それはそれで楽しかっただろうけど)

他にも資格取得後に人生が変わった人たちを知っている。
独立はもちろん、部署異動(総務から経営企画へ)、団体職員から上場メーカーへ転職、一般企業から商工会へ転職、など。

もちろん、取得前とほぼ同じ生活をしている人もたくさんいる。

診断士の資格は他の士業と違い、独立が全てじゃない。
その知識は、ビジネスに係わるどんな場所でも活かすことができる。

今日と明日、試験を受ける方々。頑張ってください。
取得後の人生は、いまよりも面白くなっているはずだから。