打合せでも、雑談でもいい。
思ったことを話す機会があったとする。

思いついたからといってすぐに話してはいけない。
話すことが本当にその場にとって
プラスになるかどうかを慎重に検討してから、話す。

話すことの作用・反作用

たとえば、話すことで誰かのメンツを潰してしまうのなら、
それをこの場で敢えて言う必要もない。
参加者の感情をネガティブに刺激すれば、
議論は迷走し、最終目的を達成できなくなるからだ。

また、話す内容は良いとしても、
その場の主旨からは外れた発言なら、しない方がいい。
手帳か資料の角にでもメモして、
本当にそのネタが使われるべき機会まで温めておこう。

「自分が思いついた素晴らしいアイデアを話して、皆に感心されたい」
という気持ちをグッと抑えて、
「目的を達成するためにこの発言は必要か?」
「発言することによるマイナスの影響はないか?」
を、一呼吸おいて考える。

ジャストアイデア=単なる思いつき

「ジャストアイデアなんですが・・」と前置きをしたとしても、ダメだ。
どんな前置きをしても、その発言は周囲に影響を与え、
結果として間違った結論に導いたり、
議論があさっての方向に行く可能性だってある。

複数のアイデア、結合、ひらめき、多様性

ジャストアイデアと英語でいえばなんだかかっこいいけれど、
日本語訳すれば「単なる思いつき」だ。

ブレストならともかく、
意思決定を行う会議の場で、
思いつきで発言されても困る。

その思いつきを鵜呑みにする経験の浅い人や、
検証せざるを得ない立場の参加者がいるのだから。

話すべきことなのか、話したいことなのか

賢者は、話すべきことがあるから口を開く。
愚者は、話さずにはいられないから口を開く。
プラトン

話すべきことなのか、単に話したいだけなのか。
不用意なひと言がこれまでの議論を台無しにすることだってある。