仕事で何らかのミスをした人がこう言った。
「私の知識不足で・・・」本当だろうか?

不足しているのは、「知識」ではなく「能力」なのではないか?

知識不足と能力不足では対策が違う

失敗の原因が知識不足なら、対策は簡単だ。もっと勉強して知識をインプットすればいい。
しかし、能力不足だとしたらすぐには解決できないだろう。
知識をインプットしても、それを使いこなすことができないからだ。
かといって、能力を鍛えるには時間がかかるし、何をすれば鍛えられるのか明確な解はない。

能力不足を認めるのは辛い、特にプライドが高い人は、絶対に自分の能力不足を認めようとしないだろう。
知識不足ということにしておけば、プライドは(あまり)傷つかない。

だって、ただ知らなかっただけなのだから。
知っていれば、簡単にできていたことなのだから。

そして、能力不足は放置される。

自分の状況を正確に把握する

失敗したときに、自分のことを客観的に見つめる。プライドは一旦脇に置いておこう。
そして考える。「この失敗は、自分の知識不足から来るものか?それとも能力不足からなのか?」

知識不足なら本を読もう。ネットで検索しよう。専門家に連絡しよう。

能力不足が原因なのだとしたら、時間をかけて能力を向上させなければいけない。能力が業務内容に追いつくまでは、同僚の力を借りたり、外注に頼るなどの対策を取る。
もしかしたら、現在の仕事が自分に向いていない、つまり自分の能力を発揮できない環境に居る、ということもあり得る。その場合は転職や事業内容の変更も検討した方がいいだろう。