大量の情報を整理するときに、どういった基準で分類すればいいだろうか?
情報を組織的に整理する時には下記の5つのいずれかを基準にすると良い。
- カテゴリー
- 時間
- 位置
- 語順
- 連続量
これは、「5つの帽子掛け」(Five Hat Racks)と呼ばれる手法である。
カテゴリー
種類毎の分類。食料品の小売店舗ならパン、おにぎり、スナック菓子、ソフトドリンク、酒といった種類毎に商品を分類、陳列することになる。類似性や関連性を意識して分ける。
時間
スケジュール表や式次第、テレビ番組など、時間の流れを意識して分類する。
位置
配線図や地図など、情報の位置を意識して分類する手法。
語順
クラスの名簿など、単純に50音順で分ける。
連続量
成績表やポイントカードなど、程度や頻度を切り口に分類する。
状況に応じて使い分ける
どれが正解という訳で無く、同じデータを与えられても何を求められているかによって分類の方法は変わってくる。
まずは「5つの帽子掛け」の中からひとつ、分類方法を選ぶことだ。