平均のトリック(2)〜中央値(メジアン)

前回の続き。

平均のトリック(1)〜算術平均

中央値(メジアン)

中央値(メジアン)は、データの総数のちょうど中心に位置するデータが取る数値のことである。
データが51個ある場合は、26個目のデータの値が中央値である。
データが偶数、たとえば50個の場合は、25個目と26個目の値の平均が中央値となる。

エクセルではMEDIAN関数で計算できる。
下記のグラフだと、中央値は500万円となる。

図1

算術平均の値である1,200万円と比較して、外れ値の影響を受けにくいためにより実感に近い数値が出る。

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