交渉の技術(3)〜アンカリング

アンカリングという交渉のテクニックがある。

自分「価格は2千万です」
相手「高いなあ。1千8百万にまけてよ」
自分「いやあ、値引きは検討しますが、その価格はさすがに・・」
相手「わかったよ、じゃあ、あいだを取って1千9百万でどう?」
自分「しょうがないなあ、わかりました」

最初の1千8百万という値下げの提示にはまったく意味がないのに、その数字が錨(アンカリング)のように心の中に引っかかり、結局1千9百万で決定してしまう。

対策は、なぜ値引きを要求するのか理由を説明させる、「またまた、ご冗談を」と逃げる、などだ。
まともに対応すると、アンカリングの罠に引っかかり根拠のない値下げをしてしまうので注意。

関連記事

  1. キャリーバッグ常用者のための雨の日対策

  2. チェックリストの活用方法(県診断協会HP寄稿)

  3. ディスコミュニケーション

    いらいらしない会話のために。「グライスの会話の公準」

  4. 時間の使い方(午前:頭、午後:手、夕方:体、夜:内臓)

  5. いい仕事をするために〜睡眠編

  6. 時間、歯車

    仕事の見積もりは、想定時間の2.66倍で

最近の記事

  1. バックアップ、プランB

    2024.04.23

    雨が降っても
  2. 2024.04.15

    メンテナンス

読書記録(ブクログ)