交渉の技術(2)〜今後のお付き合い

「今後のお付き合い」の確率はどれくらい?

「今後のお付き合いを考えて、今回は御社に泣いていただきたい。次回以降は優遇するから・・」こういったトークにつられて、「じゃあ、今回は」と簡単に譲歩してはいけない。

次回以降はどういった条件になるのか、また取引が継続する可能性はどれくらいか、雰囲気に流されることなく、メリットとリスクをしっかりと検討する必要がある。

へたをすると、「前回と同じ条件で」と、一回限りの譲歩案をそのまま継続される恐れだってある。

相手が信頼のおける人間で「彼の言うことなら信じられる」としよう。
しかし、契約相手は担当ではなく会社だ。
人事異動で担当が変わって「そんな話は知らない」と冷たくあしらわれることがあるので油断ならない。

関連記事

  1. 予実対比にBar in Bar グラフ

  2. 「今、ここで、この時間で」できることは?

  3. 高価転売を無効化する

  4. カフェでやった方がいい仕事、やらない方がいい仕事

  5. 組織の活動を停滞させる方法(サボタージュ・マニュアル)

  6. 輝いているものが選ばれる

最近の記事

  1. 2024.04.15

    メンテナンス

読書記録(ブクログ)