AppleWatchで男の「時計グレード競争」から距離を置く

アップルウォッチを気に入っていて、毎日使っています。

「富裕層と付き合うにはいい時計をしなければ」
「ホテルマンは時計と靴を見てその人の懐具合を判断する」
などと言われます。

これはある種真実でしょう。
付き合いが浅い段階では、その人の中身がわからないので、外見や振る舞い、身につけているもので判断するしかないのですから。

実際、知人に「富裕層のサークルに入るために、高級時計を買った」という方が居ます。「経営者相手の商売だから、ある程度の高級時計を身につける必要がある」としてウン十万の時計を買った同業者もいます。

興味がない方にはどうでもいいのでしょうけれど、腕時計のブランドや価格によって、明確なヒエラルキーがあります。
相手がどれくらいの価格帯の時計をつけているかで相手の懐具合を値踏みする方もいらっしゃいます。
なかには、相手が安い時計をつけていたら「格下」と見なす人も居るようです。
(こういった考えをバカにする方も居るでしょうけれど、実際にそうなのだから仕方がありません。彼らに、人間は中身だ、と正論を吐いたところで、何の意味があるでしょう?)

女性だと、時計ではなく宝石やアクセサリが同じ位置づけになるのでしょう。

スマートウォッチは既存のヒエラルキー外の存在

アップルウォッチに代表されるいわゆる「スマートウォッチ」は、高級ブランド時計に比べたら安価であるにも係わらず、
GPSや心拍計、歩数計、音楽プレーヤーなどの機能がてんこ盛りです。また、各種アプリをインストールすれば機能追加も可能です。

価格帯から言えば既存の「時計ヒエラルキー」の下の方に位置するのでしょうが、その機能性から、スマートウォッチは従来のヒエラルキーとはまったく違う「外側」に位置する製品だと考えています。

その機能性が、高級時計を身につけていない「理由」になるというか・・・・
知人の一人は、それまでは欧州有名ブランドを好きでもないのにも係わらず「ある程度の時計を買うべき」という周囲の声の流されて身につけていたのですが、AppleWatchが発売されたら早々に乗り換えました。

スマートウォッチを身につけることで、(興味のない人には)不要な「男の時計グレード競争」から距離を置くことができると思うのですが、いかがでしょうか。

関連記事

  1. Magic Keyboardに合うテンキー

  2. 持ち運びマシンを変更

  3. 昼寝専用クッション(人はなぜNASAを信じるのか)

  4. 短距離移動はキックボードで

  5. 机上に電源タップを設置

  6. 電子メモは気軽に渡せない

最近の記事

  1. 2024.03.28

    勉強グセ

読書記録(ブクログ)